「家の中の物を売りたい」「不用品を処分したい」と思っても「出張買取は危険」といった話を耳にし、一歩踏み出せないでいる人はいませんか。

実際には、出張買取は非常に便利で、うまく活用すれば非常に効率的な方法となります。そんためには出張買取を依頼する際に、どのような点に注意すればよいのか、トラブルを未然に防ぐためのチェックポイントを抑えておきましょう。

出張買取サービスは、自宅にいながら不要な品物を売却できる便利な方法として多くの人に利用されています。

しかし「出張買取はやばいから利用するな」といった噂を耳にしたことはないでしょうか。果たして、出張買取は本当に危険なのでしょうか？ここではやばいといわれる理由について解説します。

まず、出張買取に関して「やばい」とされる主な理由の一つは、一部の悪徳業者の存在です。これらの業者は、以下のような手口で消費者を騙すことがあります。

● 不当に低い査定額を提示してくる
● 強引な契約をしてくる
● 契約後のトラブル

このような悪徳業者による被害を避けるためには、信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切です。

口コミやレビューをチェックし、業界団体に所属しているかどうかも確認すると良いでしょう。また、事前に査定を複数社に依頼し、相場を把握しておくことも有効です。

不当に低い査定額

悪徳業者は、実際の価値よりもはるかに低い査定額を提示し、品物を安く買い叩くことがあります。特にアンティークや高価なブランド品など、価値が分かりにくいものに対しては注意が必要です。

強引な契約

訪問時に消費者の家に上がり込み、強引に契約を迫るケースもあります。特に押しに弱い人は、家族や友人と一緒に対応するとトラブルを避けられるでしょう。

契約後のトラブル

一度契約を結んでしまうと、後からキャンセルが難しい可能性があります。また契約内容が不明瞭なまま進められるケースも多いため、契約書の内容をしっかり確認しましょう。

独立行政法人国民生活センターも買取業者に関する相談が寄せられており、2023年時点で8,581件もあります。

引用先　独立行政法人国民生活センター

2021年以降、トラブルは増加傾向にあり、例えば以下のような事例が報告されています。

● 「不用品を引き取る」との電話を受け、洋服を出すために来訪を承諾した。しかし訪問した担当者がしつこく「貴金属はあるか」「宝石はあるか」と尋ね、強引に貴金属を買い取られた。

● 高齢の母が在宅中に「古本を買い取る」との電話を受け、依頼をしました。しかし玄関先に置いていた貴金属を安価で買い取られた。今後、同様の勧誘が続かないか不安を感じている。

● インターネットで見つけた出張買取業者に不用品と貴金属を売却したが、クーリング・オフを申し出たところ、一部しか返品されず不満が残った。

● 同じくインターネットで見つけた買取業者に貴金属やブランドバッグなどを売却した際、明細書がなく信用できない。商品を取り戻したいと考えている。

● 貴金属の買取に関する電話があり、訪問を受けて金のネックレスなどを売却した。しかし買取価格が相場より非常に安いことがわかり、クーリング・オフを希望している。

特に買取金額に関するトラブルが大半を占めています。悪徳業者の中には取り引き後音信不通になってしまうケースも多く、一度売ってしまった商品を取り戻すのは簡単ではありません。悪徳業者の被害に遭わないためにも、実態を把握したうえで依頼しましょう。

不用品回収業者は、家庭やオフィスから不要な物品を手軽に処分できる便利なサービスです。特に大型の家具や家電製品など、自分では運び出すのが難しいものを効率的に処分できるため、多くの人に利用されています。しかしサービスを安全に活用するためには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

業者を選ぶ際は、以下の点に注目してみましょう。


● 口コミやレビューを確認する
● 料金体系が明確であること
● 問い合わせ対応をチェックする


不用品回収業者のサービスを上手に利用することで、生活空間をすっきりと整え、心地よい環境をキープできます。詳しく見ていきましょう。

口コミやレビューを確認する

実際にサービスを利用した人の意見を確認することで、業者の信頼性やサービスの質をチェックできます。評価を見る際は、よいものだけでなく悪い評価にも目を向けましょう。

よい評価はサクラの可能性も考えられるためです。よい評価と悪い評価をチェックし、総合的な観点から業者選びをしましょう。

料金体系が明確であること

信頼できる業者は、料金体系を明確に提示しています。事前に見積もりを依頼し、説明のなかった追加料金がないか確認しましょう。見積もり内容を詳細に説明してくれる業者は信頼性が高いです。

問い合わせ対応をチェックする

電話やメールでの問い合わせに対して迅速かつ丁寧に対応してくれる業者は、顧客に対して真摯に向き合っていると考えられます。質問や不明点にしっかり答えてくれるかを確認しましょう。

「不用品を買い取りに来てもらったら、強引に貴金属を買い取られた」など、自宅での物品買取に関する相談が全国の消費生活センター等に寄せられています。

特に、60歳以上の高齢者が全体の約7割を占めており、終活の一環として不用品を処分しようとした際にトラブルに遭うケースも少なくありません。

引用元　独立行政法人国民生活センター

このようなトラブルを防ぐために、2013年2月に特定商取引に関する法律（特商法）が改正され、自宅での買取における消費者保護の制度や、業者が守るべきルールが定められました。

しかし、寄せられる相談内容を見ると、これらの制度やルールが十分に理解されていないためにトラブルに発展しているケースが多いようです。

ここでは実際に起こった下記のトラブルについて詳しく見ていきましょう。

● 強引に貴金属を買取された
● クーリングオフを依頼したら物品が転売されていた
● クーリングオフに応じてくれない
● 突然訪問してきて売るまで帰らない
● リサイクル料金を請求された
● 悩んでいたら1,000円札を置いて勝手も持っていかれた
● 相場より大幅に安い価格で買取されていた

事例が分れば悪徳業者の手口が見えてきます。被害に遭わないようチェックしてみてください。

悪徳な不用品買取業者は、「不用品を買い取る」と言って訪問し、消費者の家に上がり込みます。

そして最初は不要品を査定するふりをして、実際には「貴金属はないか」「宝石はないか」としつこく尋ねてくるのです。そして消費者が断りきれずに見せた貴金属を、強引に買い取ってしまうケースがあります。手口は特に高齢者を狙ったものが多く、貴重な物品が不当に低い価格で引き取られてしまう可能性も。このような業者には以下の対策を取りましょう。

● 突然訪問してきた業者は家に上げない
● 貴重品をあらかじめ隠しておく
● 家を自由に歩き回らせない

悪徳業者の中には、高価なものを黙って盗んでいく人もいます。売る予定のない貴重品は目につく場所に置かないようにしましょう。

また「金庫を開けるよう強要された」といったトラブルも…。手持ち金庫の場合は、見つからない場所に隠しておきましょう。

悪徳業者は、消費者から買い取った物品をすぐに転売することがあります。消費者がクーリングオフを申し出た際には、すでに物品が他の業者や個人に売却されているため、物品の返還が困難となるケースも。

転売された商品は簡単に取り戻せません。そもそも貴重品を引き渡さないのが最も効果的な予防策です。

クーリングオフは消費者が一定期間内に契約を解除できる制度ですが、悪徳業者はこれに応じないケースも少なくありません。

例えば消費者がクーリングオフを申し出たにも関わらず、業者が連絡を無視したり、理由をつけて断ったりします。

また消費者がクーリングオフの権利を行使しようとしても、その手続きが非常に煩雑であると感じさせて、消費者を諦めさせるケースも。本来クーリングオフは手紙一枚で済む簡単な方法です。

テンプレートはネットにたくさんあるため、活用してみてください。また消費者センターでも書き方を教えてもらえるため、相談してみるとよいでしょう。

悪徳業者は事前の連絡なしに突然訪問してきて、不用品の買取を強引に進めることがあります。消費者が拒否しても粘り強く交渉を続け、売るまで帰らないといったケースも少なくありません。

特に一人暮らしの高齢者に対しては、威圧的な態度で契約を迫り、心理的に追い詰めることも。突然訪問してくる業者の対応はしないのが一番の予防策です。もし対応する際はできるだけ2〜3人以上で話を聞きましょう。

一部の悪徳業者は、不用品の引き取りに加えて、リサイクル料金を不当請求することがあります。リサイクル料金は本来、業者が負担するべきものですが、消費者に対して「処分費用がかかる」などと説明し、高額な料金を請求する手口です。

料金トラブルは前もって見積もりをもらえばある程度は防げます。必ず現地見積もりを行ってもらい、不明な金額については確認した上で依頼しましょう。

消費者が売却をためらっていると、悪徳業者は勝手に1,000円札などを置いて「これで買い取る」と言い、消費者の了承を得ないまま物品を持ち去ったケースです。

持ち主の許可なく物を持ち去る行為は窃盗にあたります。このような被害に遭ったら、警察に相談しましょう。

悪徳業者は、物品の価値を正当に評価せず、相場よりもはるかに低い価格で買い取ることがあります。特に消費者が価値を正確に把握していない場合、安く買いたたかれるケースも少なくありません。

商品は一度売ってしまうと取り戻すのが困難になります。あらかじめ相場を調べておくと、業者の提示する費用が妥当か否かにすぐ気付けるでしょう。相場は以下の方法で調べられます。

● ネットオークションやフリマアプリでの販売金額をチェックする
● 別の業者に前もって査定してもらう

もちろん相場であっても、自身が納得できなければ無理に売却する必要はありません。

出張買取と宅配買取は、どちらも自宅にいながら不要品を手軽に売却できる便利なサービスですが、それぞれの特徴やおすすめポイントには違いがあります。

出張買取の場合、訪問日時を予約すればすぐに対応してもらえるため、急いで物品を処分したい場合に便利です。

また直接業者と話しながら取引できるため、安心して売却できます。交渉もその場で行えるため、納得のいく価格で売れる可能性があります。

宅配買取は、 自宅から荷物を発送するだけで取引が完了します。 自宅から発送するため、全国どこからでも利用できる点もメリットでしょう。

特に近くに買取店がない場合に便利です。
ただし業者に品物が届いてから査定が行われるため、出張買取に比べて査定結果が出るまでに時間がかかることがあります。

どちらの方法も、それぞれの利点を理解して正しく利用しましょう。大きな物品を迅速に処分したい場合は出張買取、手軽に多くの物品を全国の業者に査定してもらいたい場合は宅配買取がおすすめです。自分のニーズに合った方法を選んで、スムーズに不用品を処分しましょう。

出張買取業者を利用する際には、信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。しかし、なかなか区別が難しいのが現状ではないでしょうか。一般的にやばいとされる出張買取業者には以下の特徴があります。

● 問い合わせ後に突然訪問してくる業者
● トラックで巡回している買取業者
● 電話で営業してくる業者
● チラシに携帯電話番号だけ書かれた業者
● 見積もりや明細を残さない

特徴が分れば、悪徳業者を回避することも可能です。詳しく見ていきましょう。

信頼できる業者は、事前にお客様としっかりと打ち合わせを行い、訪問の日時を調整します。しかし問い合わせ後に突然訪問してくる業者には、注意が必要です。こ訪問の際に強引な営業を行うことが多く、冷静な判断が難しくなります。

トラックを使って街を巡回しながら買取を行う業者も要注意です。通常、優良業者は、予約や事前の打ち合わせを通じてお客様のところに訪問するのが一般的。トラックで巡回している業者はトラブルの原因となることが多いです。

突然電話で営業してくる買取業者も、悪徳業者の可能性が高いでしょう。電話営業の業者は、急いで契約を迫ることがあります。

適正な査定や見積もりを行わずに取引を進めようとすることがあり、後々トラブルの原因になる可能性があります。

チラシや広告に携帯電話番号だけが記載されている業者も、注意が必要です。信頼できる業者は、固定電話や公式ウェブサイトに情報を公開し、会社の所在地や実績をわかりやすくしています。

携帯電話だけの連絡先しかない業者は、何かトラブルが発生した際のやりとりが難しい場合があるため、依頼は避けるのが無難です。

取引において見積もりや明細を残さない業者には特に注意しましょう。信頼できる業者は、取引前に詳細な見積もりを出してくれます。

見積もりは取引内容を確認でき、後からトラブルを防ぐ為の証拠です。見積もりや明細を残さない業者は、のちのトラブルに繋がる可能性が高いため、十分に注意が必要です。

出張買取は多くの人に利用されていますが、同時に違法業者によるトラブルや、不当な値下げ・法外な料金請求といった問題も発生しています。

しかし自分でしっかりと買取業者を選び、事前に見積もりを依頼することで、トラブルを未然に防げるでしょう
出張買取の窓口は、奈良県を中心に出張買取サービスを展開している買取専門店です。幅広い商品の買取に対応しており、高価買取を実現しています。売りたい商品がある方は、ぜひ一度無料査定をお試しください。