「古本を買い取ってもらいたいけど、量が多くて持ち運べない」や「古本の買取を依頼したいが、いい業者が見つからない」ということもありますね。

この記事では、古本の出張買取に特化した優良業者を、東京・大阪・全国と3つのエリアに分けて3社ずつ紹介します。

古本出張買取のメリットとデメリットも合わせて紹介しますので、古本の出張買取を検討しているときの参考にしてください。

まずは出張買取とはどのようなものかを知っておきましょう。出張買取は、スタッフが自宅に訪問、店舗に足を運ぶことなく古本を買い取ってもらえるシステムのことです。

出張買取の仕組みは以下の通りです。

1. 出張買取を申し込む
2. 査定士が自宅に訪問
3. その場で古本を査定
4. 査定額に納得できれば現金で支払い
5. 査定士が古本を持ち帰り完了

これまでは、不用品を買い取ってもらおうと思ったら、買取をしている店舗まで不用品も持ち運ぶ必要がありました。

出張買取は店舗への持ち込みとは違い、査定士が自宅に訪問します。そして、その場で査定、買取できる品を持ち帰ります。

これにより、店舗に持ち込むのが難しい大型の不用品や大量の不用品の買取が楽になりました。

古本の買取においても、冊数が多ければ店舗に持ち込むのは一苦労。万が一買値が付かなかったり査定額に納得ができなかったりした場合は、そのまま持ち帰ることになります。

出張買取であれば、大量の古本を持ち込んだり梱包したりする手間を省けるだけでなく、万が一査定に納得ができなくても持ち帰る必要はありません。

ここでは、東京エリアでサービスを展開する古本出張買取業者を紹介します。

引用：東京書房

「東京書房」は創業70年を超える老舗の古本店です。年間買取実績は100万冊以上、出張買取も年間2,000件以上の実績を持っています。

特に学術専門書やサブカルジャーの古本の取り扱いを得意としています。

出張買取は東京・神奈川・埼玉は100冊以上、福島・茨城・栃木・群馬・山梨・静岡は2,000冊以上、北海道・東北・中部・関西は3,000冊以上、それ以外の地域は5,000冊以上で対応しています。

「東京書房」公式サイトへ

引用：プリフラ

「プリフラ」は関東を中心に中部、近畿、中国エリアで出張買取サービスを展開する買取業者です。

出張料・査定料は完全無料、経験豊富なベテラン鑑定士が確かな鑑定眼で査定します。買取金額はその場で現金で支払われるので、急いで現金化したい方におすすめです。

2024年8月現在、買取金額最大20％アップキャンペーンを開催中。キャンペーンは期間限定で予告なく終了される場合があります。

「プリフラ」公式サイトへ

引用：くじら堂
「くじら堂」は東京・埼玉・千葉を中心に関東近郊で出張買取サービスを提供している出張買取業者です。ジャンルや古本の量によっては全国対応も可能。

埼玉、東京近郊であれば、即日出張もできるので、できるだけ早く買取してほしい場合におすすめです。また支払いは原則、その場で現金支払いとなっています。

「くじら堂」公式サイトへ

ここでは、大阪エリアでサービスを展開する古本出張買取業者を紹介します。

引用：おおさか書房

「おおさか書房」は大阪枚方市を中心に古本の出張買取サービスを提供しています。枚方市内であれば50冊以上から、大阪府、京都、奈良は100冊以上、そのほかの地域は300冊以上で出張買取しています。

梱包などの事前準備は必要なく、出張買取で訪問した際に梱包から搬出まですべてスタッフが対応するため、古本の量が多い場合にもおすすめです。

「おおさか書房」公式サイトへ

引用：hobby man（ホビーマン）

「hobby man（ホビーマン）」は大阪を中心に、京都・奈良・兵庫などで出張買取サービスを提供している買取業者です。書籍の量や内容によっては遠方でも出張買取サービスを利用できることがあります。

単行本やコミックを始め、実用書、専門書、小説や児童書まで幅広く買い取ってくれるのが特徴で、まとめて売ることで買取額がアップすることも。

万が一買値が付かなかった場合でも、買取できる本が一定量あれば無料でリサイクル処分してくれます。

「hobby man（ホビーマン）」公式サイトへ

引用：福永懐徳堂

「福永懐徳堂」は大阪を中心に近畿一円で出張買取サービスを提供している買取業者です。

全集や宗教系、哲学書、歴史書などの専門書の買取を得意とし、本の価値を正確に査定してくれます。出張料、査定料は無料、梱包費も無料、査定はこの道40年の店主が自ら行うため安心です。

「福永懐徳堂」公式サイトへ

ここでは、全国で古本の出張買取サービスを展開する古本出張買取業者を紹介します。

引用：BOOK OFF（ブックオフ）

「BOOK OFF（ブックオフ）」は大手の古本屋です。全国に多数の店舗を持ち、古本の買取から販売までを担っています。

出張買取を依頼するには、出張買取を行っている店舗に電話で直接依頼します。出張費は無料でスタッフが自宅を訪問、その場で査定。買取金額はその場で支払われるので、手早く現金化したいときによいでしょう。

「BOOK OFF（ブックオフ）」公式サイトへ

引用：だるまとみき堂

「だるまとみき堂」は。東海地方を中心に出張買取サービスを提供している買取業者ですが、全国対応も可能。

とにかく古本の量が多いとき、その場で現金決済したいときに利用できるのが出張買取のメリットです。

個人での買取のほか、研究所や事務所の片付けで出た蔵書、神社やお寺の書庫整理などで出た古本の買取にも対応しています。

ただし、本の状態や内容、量によっては利用できないのでまずは相談してみましょう。

「だるまとみき堂」公式サイトへ

引用：文生書院

「文生書院」は、関東中部を中心に出張買取サービスを提供している買取業者ですが、古本の量や内容によっては全国に出張しています。

取り扱い分野は歴史書や全集、宗教関係や哲学・思想書などで、美術書や法律書などあらゆる専門書を得意としています。

出張買取は主に平日の営業時間内ですが、希望によっては土日祝日も対応可能なので相談して見るとよいでしょう。

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古本を買い取ってもらう方法は「店舗に持ち込み買取」「宅配買取」「出張買取」と3つの方法があります。

3つの買取方法それぞれにメリットはありますが、出張買取を選択するメリットは以下の通りです。

 買取後すぐに現金が手に入る
 運び出しや梱包などをしなくていい
 買取不可の本も持ち帰ってくれることがある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

出張買取は自宅まで査定士が訪問し、その場で査定、その場で現金買取します。そのため、古本を迅速に現金化できるのです。

店舗に足を運ぶ時間は必要なく、査定に何日もかかるなどもないため、古本をできるだけ早く現金に換えたいときにおすすめです。

持ち込み買取や宅配買取の場合、古本を整理し、梱包、さらに運び出すなどの労力が必要です。しかし、出張買取ならこの労力がかかりません。

出張買取に必要なのは、売りたい本をまとめておくことだけ。あとは訪問スタッフが整理や梱包、運び出しまですべて行います。

査定の結果、残念ながら買値が付かず買取不可になる本が出るのは、古本買取にはよくあることです。

買取不可の商品は持ち帰ることになりますが、出張買取なら持ち帰りの必要はありません。また業者によっては買取不可の商品を処分してくれることも。

この場合、古本が手元に残りません。引っ越しなどの事情があり、できるだけ効率的に古本を処分したいときは、買取不可でも処分してくれる業者を選べば、買取と処分が一度にできます。

古本の出張買取にはさまざまなメリットがある反面、デメリットもあります。古本出張買取のデメリットは以下の通りです。

 買取エリアが限定されている
 古本の量が少ないと利用できない
 自宅に訪問してくる
 危険な業者に出会う可能性がある
 強引な営業をされる可能性がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

買取業者にもよりますが、出張買取のエリアが限定されている場合があります。多くの場合は店舗のある都道府県内、あるいはその周辺地域のみが対象エリアです。

対象エリア外でも、出張買取を受け付けていることもありますが、その場合、条件はかなり厳しいでしょう。

多くの場合、古本の出張買取は「〇冊から受け付け」という条件があります。そのため、古本の数が少ない場合は出張買取の利用ができないことがあります。

条件は買取業者によって違いますが、近郊であれば50冊〜100冊以上で利用できます。ざっくりでもいいので、売りたい本の冊数を確認してから利用を検討しましょう。

出張買取は、査定士などのスタッフが自宅に訪問します。見知らぬ人を家に招くことになるため、少なからず気を遣ってしまいます。

女性や高齢者、一人暮らしの方、あるいは自宅に人を招くことに不安を感じる方にとって、出張買取は選択しづらい方法といえるでしょう。

出張訪問をする買取業者のなかには、残念ながら危険な業者が紛れていることがあります。

 アポなしで訪問してくる
 電話勧誘をしてくる
 チラシに携帯番号しか書かれていない

このような業者は特に注意が必要です。危険な業者に遭遇してしまった場合、予期せぬトラブルに巻き込まれることも。たとえば、家のなかを勝手に漁られたり盗難に遭ったりする可能性です。

また相場よりかなり安い値段で買いたたかれたり、不当な費用を請求されたりすることも考えられます。

買取業者によっては、査定後に「これも売れますよ」や「他に売れる本はないですか」などと、買取を希望しない本まで売るように言ってくる業者がいます。

そのような営業に遭わないためにも、売る本と売らない本はしっかり分けておきましょう。仮に不要な営業をされても、「これは売りません」とはっきり伝えることも大切です。

古本の価値は本の状態だけで決まるものではなく、本自体の貴重さにも大きく左右されます。そのため本の価値をきちんと理解した査定が重要。

奈良県全域で出張買取サービスを展開する「出張買取の窓口」にご依頼いただければ即日訪問、ベテランの査定士が、古本の価値を正しく査定します。

もちろん見積もりは無料、出張費用も無料で対応しているので、お気軽にご相談ください！